京都では天龍寺から音戸山山荘畑善へ
残暑の残る京都では天龍寺をゆっくり見学して
お昼は主人が仕事仲間から「是非お勧めだよ」と教えてもらった音戸山山荘畑善へ予約して向かった
二男に予定を話すと「僕も…」ということで
京都駅、嵯峨野山陰線のホームで9時半に待ち合わせ
20分ほどで嵯峨嵐山駅下車
駅から天龍寺まで少し歩くが
京都らしい街並に主人の建築士の血が騒ぐらしく
デジカメのシャッター音が絶えない
天龍寺では法堂の雲龍図が特別拝観になっていて
八方にらみの龍を見上げるように用意された椅子で
しばし休憩
汗がひいて庫裏から方丈をグルリと回ると
嵐山を背にした庭園が広がる
ここはやはり紅葉の頃に来たかったかも…
広いお庭をあちらこちらから眺め
足早に通る修学旅行生をやり過ごし
ゆったり気分で見学
実は余りの残暑に日なたへ出たくないから
このあとベタに渡月橋越しに嵐山を眺めて食いしん坊夫婦と二男は畑善へ
畑善に予約を入れた折に天龍寺から向かう旨伝えたところタクシーを勧められたが
途中まで嵐電を利用して宇多野まで行く
嵐電は鎌倉の江ノ電のようにこじんまりと可愛い!しかも1両だけ
ネット上の案内では宇多野駅から徒歩15分となっていたがこの暑さ
駅から大通りへ出て後ろを振り返りながらタクシーが通るのを待ちながら歩く
幸いタクシーもすぐに拾えて「畑善」と伝えると
運転手さん「承知しました」と返ってきた
ガイドマップ片手の私達ですのでほっと胸をなでおろす
クネクネ曲がった急な上り坂を登って到着
なるほどタクシーを勧められるわけだ
風情のある数奇屋の門をくくって
緑豊かな庭を通って玄関へ
私達はウェーティングルームの先のお席
東側一面ガラス張りで北野のあたりが眺められ、仁和寺の五重塔が見える京都らしい景色
他に椅子席の洋室やしっかりした設えの和室のお席もあった
佐々木酒造の冷酒も勧められれていただく、すっきり辛口
佐々木酒造は俳優佐々木蔵之介さんのご実家だそうで、そんな話を女将さんは賑やかにしていた
なるほど蔵之介さんのお名前はそこから
2時間あまり、鱧、湯葉、昆布ジメ、胡麻豆腐などの京料理と窓からの絶景を楽しみ
店主と女将さんに送られて畑善を後にする
京都駅に戻り、駅から徒歩数分の東本願寺で納骨されている母に手を合わせ
私達の珍道中はこれでおしまい!
大阪京都まで行ったのにこれだけ?な感じだが一泊二日ではこれがせいぜい
Azちゃんに頼まれた「満月の阿闍梨餅」と
帰宅後の夕ご飯用に
デパ地下の「おばんざい」を手にして
新幹線のシートにどっかり腰を下ろした
阿闍梨餅は夕方には無いこともあると聞いていたので、昨日のうちに店頭で予約を入れておいたのは正解だったね
関連記事