柳家花緑 独演会
花緑さんは毎年春秋の2回三島で独演会を開いてくださる
前座柳家花いちさんのあと
いよいよ登場
落語のテンポのよさもさることながら
お話も軽妙でウンチクがある
今日は物事の捉え方のお話から
電車でお化粧をする女性を例えに
“まったく今どきの若い子は…”と眉間にしわを寄せるのか
お化粧して変わっていく様を面白がるか
面白い話をする人の周りで
面白い事がいっぱい起こっているのではなく
その人がそう捉えているのだと…
そんな話で盛り上がって
おせつ徳三郎の前編である“花見小僧”、左甚五郎もののひとつで“竹の水仙”
その間に特技のピアノ演奏を披露してくれる
久石譲さんの曲やドビュッシーの月の光など
“ミスタッチを交えながらおおくりしました”とおっしゃるが、なかなかの腕前
落語の素晴らしさは言うに及ばず畳み掛けるように笑わせてくれる
会場は満席
いつもながら「私たちこの中で一番若いよね」と思わず口をついてしまう
もっと若い人たちにも聞いて欲しい花禄さんのテンポの良さと動き
夏に“宝塚BOYS”に出演されるのも気になるところだ
このあとはいつものお店でオバサン話で盛り上がってシンデレラ帰宅
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